Kリーグの蔚山現代FCに所属するMF天野純が、チームKリーグとしてトッテナム戦に出場。韓国中が注目したこの試合でJリーガーがスーパーゴールを決めた。
■天野がスーパーゴール
プレシーズンツアーで韓国に来ているプレミアリーグのトッテナムが、韓国・Kリーグのオールスターチームで構成された「チームKリーグ」と対戦。トッテナムが6−3の勝利を収めた。韓国のスター選手であるソン・フンミンが2ゴールを記録したこの試合で、元日本代表MF天野純もゴールを決めた。
試合は打ち合いの様相を呈した。エリック・ダイアーのゴールでトッテナムが先制する。だが、チョ・ギュソンの同点ゴールでチームKリーグが追いつく。オウンゴールでトットナムが再びリードするも、チームKリーグはすぐさま同点に追いついたのだ。その後、トットナムが点数を重ねて2−4の2点差とした71分、天野に待望の瞬間が訪れる。
天野がペナルティエリア手前右の位置で倒されてファウルを受けFKを獲得。このFKを蹴るのは、FKを獲得したこの元Jリーガーだ。思い切り良く左足を振り抜くと、低く速い弾道のボールは壁を越えてゴール右へと吸い込まれていった。天野らしいテクニックを見せたFKでのゴール。フランス代表GKウーゴ・ロリスでも防げないほどのスーパーゴールだった。