■サポーターは勝ち点3を「指で求めた」
幸先よく先制するも、その後何度かあったチャンスを決めきれずにミスから逆転を許され、追いついて同点で終えた今節。フラストレーションの溜まりそうな結果だが、スタジアムでは目立った違反行為もなく、90分のなかで浦和の選手に送られたのは声援やブーイングではなく鼓舞するための拍手だった。
そして試合後に選手がゴール裏へ挨拶に行くと、サポーターたちは声を出さずに、指を3本立てるジェスチャーで応えた。
2戦連続、今季11度目のドローに終わったが、内容では確実に上回っていただけに選手もサポーターも相当悔しいはずだ。それでも、中3日ですぐに次のゲームが待っている。嘆いている暇などない。
次節こそサポーターが求める勝ち点3をゲットするべく、レッズは一丸となって突き進む。