■移籍金は?
ブラジルのパルメイラス下部組織出身であるジェズスは、2015年3月にトップチームに昇格した。その時の監督は、鹿島アントラーズや浦和レッズを率いた経験のあるオズワルド・オリヴェイラ監督だった。その年、ブラジルサッカー連盟から与えられる若手最高選手の証「ゴールデンボーイ賞」を受賞した。そして2016年8月にマンCへ加入となった。
ジェズスはマンCでプレミアリーグ4回、FAカップ1回、EFLカップ3回の優勝を経験した。リオ五輪にも出場した同選手は6試合で3ゴールを決めて、母国開催の五輪で金メダル獲得に大貢献。A代表としては2018年のロシアワールドカップベスト8、2019年のコパ・アメリカで優勝を経験している。
そんなジェズスの推定移籍金は英メディア『BBC』によると、4500万ポンド(約74億円)であるという。ガナーズが大金を叩いて獲得したブラジル代表FWはファンを納得させる活躍を果たすことができるだろうか。そして、冨安とピッチ上でどう絡むのかも、日本のサッカーファンとしては楽しみとなるだろう。