7月1日、浦和レッズの定例会見でリカルド・ロドリゲス監督がメディア対応。オランダ・フェイエノールトから獲得したオランダ人FWブライアン・リンセンに期待する点や起用ポジションについて語った。
■評価と起用法について
浦和はリンセンの完全移籍加入を6月27日に発表している。
オンライン会見に出席したロドリゲス監督は、このオランダ人FWに期待したい点や起用ポジションについて言及。フェイエノールト在籍時には4-3-3のシステムでCFに両WGと、複数のポジションで出場していたように、浦和でも、状況によって起用する位置を使い分けたいようだ。
「かなり前からチェックしていて獲得したかった選手。今回のウィンドウでようやく(獲得が)実現しました。シュート力があって、プレスもかけることができ、複数ポジションをこなすことができるので、他の選手たちとも試合や時間帯によって共存できる選手です」
そのポリバレント性を評価しながらも、直後には「(浦和は)ゴール期待値がリーグ2位ということで、チャンスはたくさん作っています。そのチャンスで足りていないゴールを彼が決めてくれればと思います」と発言しているように、ゴールから最も近いCFのポジションで主に起用したい意図が見受けられる。170cmと小柄ながら、エールディビジの長身選手に空中戦で優位に立つシーンも見せているため、J1リーグでも最前線で通用する可能性は十分にあると見ているのだろう。
また、チームへの合流時期については「昨日、西野TD(テクニカル・ディレクター)と合流について話しをしましたが、今はビザの手続きを進めているそうです。いずれにしても(移籍ウィンドウが開く)16日以降にならないと出場できません」と話した。