日本の夏と言えば、湘南というブランドを無視するわけにはいかない。湘南ベルマーレは、ビッグウェーブに乗れるだろうか。
昨年の湘南は、連敗を脱せないまま梅雨明けを迎えた。ただし、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスに１点差での惜敗と健闘した後、清水エスパルスと引き分けると、セレッソ大阪に５－１と大勝している。
今節対戦する名古屋も、昨季は勝利から遠ざかったまま梅雨が明け、湘南相手の勝利で白星を取り戻していった。
その湘南と名古屋の対戦は、今年も互いに運命の交差点となる可能性が高そうだ。ただし、今節はドローを予想。勝点１を、夏場の起爆剤にする予感が漂う。
また、見逃せないのが、昨夏のセレッソの引き分けの多さだ。昨年の７月は、３試合すべてドロー。さらに前後２試合も引き分けて、５戦連続ドローを記録している。
今節対戦するのは川崎フロンターレ。互いに前節で引き分けており、今季最初の対戦ではＣ大阪が４－１で大勝した。もろもろ考え合わせても、ここはドローが妥当だろう。
唯一、６月中に梅雨明けしなかったのが東北北部だ。この地域で試合をするいわてグルージャ盛岡は、大宮アルディージャを迎え撃つ。
第２０節に今季ホーム初勝利を挙げると、その試合を含めて２勝３分と直近５試合で無敗。その勢いで、現在勝点１差でＪ２残留を争う直接のライバル相手に、ホーム３連勝を飾ると予想する。
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