「サッカー批評のtoto予想」(第1312回)【7月2日】ポイントは突然訪れた梅雨明け!注目は「夏男」アビスパ福岡と「ビッグウェーブ」湘南ベルマーレの画像
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 今回のtotoではJ1第19節の9試合とJ2第24節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 7月に入って最初の試合で、各チームに大きな試練が待ち受ける。「酷暑」である。

 東北南部に至るまで、日本の多くの地域で6月中に梅雨が明けた。異例の事態であり、35度を超える気温上昇が各地で起こり、熱中症など体への深刻な負担が懸念されている。

 Jリーガーも例外ではない。毎日負荷の高い運動をして代謝が高いアスリートは体に熱がこもることもあり、夏場は普段から暑さを人一倍感じるという。その上で試合をするのだから、もしかしたら常人以上に酷暑の影響を受けるかもしれない。

 そこで今回は、昨年の梅雨明け、あるいは夏場の勝敗を調査した。すると、暑さに強いチームが浮かび上がってきたのだ。

 まずはアビスパ福岡だ。久々に臨んだ昨季のJ1で、5月末からはリーグ戦5連敗を喫していたが、夏に入ると潮目が変わった。第23節で勝点1を手にすると、続くセレッソ大阪戦で勝利を取り戻す。名古屋グランパスには敗れたものの、第26節には川崎フロンターレを撃破しているのだ。

 堅守速攻というスタイルも、夏場には優位性を増すのかもしれない。今節の相手は通算8勝5分4敗と分の良いFC東京でもあり、「夏男」たちが勝点3を持ち帰ることだろう。

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