「こういうのも含めてプロ」「まなぶの人柄全開!!」と移籍を発表した名古屋グランパスFW齋藤学のプレゼント企画が絶賛! 韓国移籍決断でも揺らがない「サポーターへの感謝」の画像
名古屋FW斎藤学(左)は今季はリーグ3試合のみの出場にとどまっていた。写真はリーグ戦今季初出場となった川崎フロンターレ戦の途中出場の場面 撮影:中地拓也

 6月30日、名古屋グランパスはFW齋藤学が韓国Kリーグの水原三星ブルーウィングスへ完全移籍することを発表した。今季はJ1リーグ戦で3試合のみの出場にとどまっており、その合計出場時間は20分だった。

 日本代表6試合に出場した“●●のメッシ”が、戦いの場を韓国に移す。横浜F・マリノスの下部組織からトップチームに昇格した齋藤は、J2愛媛へ1年間のレンタル移籍しながらも横浜に9シーズン在籍した。この間、“ハマのメッシ”や“愛媛のメッシ”、あるいは“和風メッシ”などと呼ばれるほどに、キレのあるドリブルをピッチで披露していた。横浜の最終在籍年である2017年は背番号10を託されるほど、攻撃面だけでなくチームの象徴にもなっていた。

 18年に川崎フロンターレに移籍して3シーズンを過ごすと、21年に名古屋に加入。昨年はリーグ24試合に出場したが、今季は出番が限られていた。現在32歳。「これからの挑戦に理解をしていただいたクラブ、関係者の皆さんに感謝し、これからも全力でサッカー人生を歩んでいきたい」という気持ちを込めての移籍志願だった。

 シーズン途中での移籍となったが、齋藤のクラブへの感謝の気持ちは強かった。移籍を発表すると同時に、自身が名古屋で使用したスパイクをファン・サポーターにプレゼントすることを発表した。

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