■鬼木監督「やるサッカーは変わらない」
鬼木監督は今週のトレーニングで、「いろんな形で対人を連続してやって、その一つ一つで勝負にこだわったりとか、チーム戦で勝負にこだわったりとか、いろんな形でいろんな選手と組み合わせながら、なおかつ自分のチームを勝たせるために声を出したりとか、そういう意識づけをしたかった」と話している。尋常ではない暑さの中で戦うと、声掛け一つで大きく展開が変わることもある。そのため、「得点だけでなく、球際だったりセカンドボールを拾ったり」という部分も今まで以上に大事にさせたいとの思いがあったようだ。
暑さ対策をしたのは、“練習中”だけではない。6月30日の練習はもともと午後に予定されていたが、午前に変更となった。その点についても指揮官は、「臨機応変」に対応したという。
前回対戦は、4失点という大量失点はもちろんだが、相手の守備を崩すのに苦労した90分でもあったが、「やるサッカーは変わらない」と断言。さらに、「自分たちが攻撃的にやらなければいけない。借りは返さなければいけない」とした。
そのうえで、「大敗しているので、守備にできるだけ回らなくていいような、そういう形でゲームを進めたい」と、ヨドコウでのイメージを高めていた。