■チャンスもあったが、決めきることができなかった
「ボールを握ることはできていたと思うが、1-0なのにそれに満足しているというか。残り20分だと、相手が元気になってくる。チャンスもあったが、決めきることができなかった。相手のセットプレーはナイスゴールだった。ヘディングもナイスであれを止めるのはなかなか難しい。だから、そうならないように1-0で行かないようにというのが、すべてだったと思う」(山根)
キックオフの約1時間前に首位のマリノスが完勝していただけに、それを追う川崎は、やっぱり勝点3が欲しかった。
逆に磐田の伊藤彰監督は前半を1点で持ちこたえたことが、勝点1につながったと振り返った。磐田は13位だが、これからのシーズンの戦いを考えたときに貴重な勝点だったと言えるだろう。