【日本代表対チュニジア代表 6月14日】
3日前のチュニジアのチリ戦を見て、苦戦するだろうなとは思った。そんな予想をはるかに超えての完敗だったけれど。
「最初のチャンスを決めていれば、違う展開になっていただろう」と鎌田は言った。確かに流れ的にはそうかもしれないが、チュニジアは良く守り、そしてぐいぐい来た。体で負けていた、という印象が残った。
チュニジアのジャレル・カドリ監督は「守備から攻撃に移るのが速い。日本に弱点があるとすれば、それは守備であって、ディフェンスは難しい状況に置かれるとミスをする。ボールを裏に付ける。そういったことを意識した」と、狙っていた通りの形だったことを語った。
「よい形で攻撃する時間を長くすることで背後を突かれることも少なくなる。ボールを握って、よい形で攻めること、相手に守備から攻撃に移るところでよい形をつくらせないこと。攻撃の部分のクオリティを上げないといけない。相手はデザインされた形でサイドを起点に背後を突いてきた」
森保一監督もそれを認めた。