オーストラリア代表がカタールワールドカップ出場権を獲得した。現地時間6月13日に行われたペルー代表との大陸間プレーオフを制し、5大会連続6度目のW杯出場となった。
■PKにまでもつれ込む死闘
オーストラリアはアジア最終予選グループBで3位となり、グループA3位のUAE代表と6月7日に対戦。UAE戦では先制するも追いつかれる展開となったが、鎌田大地の同僚、フランクフルト所属のアルディン・フルスティッチがゴールを決めて大陸間プレーオフへと回った。
ペルーとの大陸間POでは、前半40分過ぎにサイドバックのベヒッチが積極的に上がりドリブルからシュートを放つも、ゴールとはならず。フルスティッチやファジアーノ岡山FWミッチェル・デュークなどもゴールを狙いに行くが、なかなか決まらない。
結局0−0のまま試合は延長戦に突入。延長戦でも決着がつかず試合はPK戦へ。オーストラリアは1人目のマーティン・ボイルがペルーGKペドロ・ガジェセに止められて失敗。オーストラリアはその後全員が成功するが、ペルーは2人目まで成功するも3人目のルイス・アドビンクラが失敗となった。
PK戦はサドンデスに突入すると、オーストラリアの6人目アワー・メイビルが成功。しかし、ペルーの6人目アレックス・エドゥアルド・バレラが、PK要員として試合終了間際に投入されていたオーストラリアGKアンドリュー・レッドメインに止められて勝負あり。この瞬間、オーストラリアのW杯行きが決定した。