■日本代表の因縁のスタジアム
パラグアイ戦(札幌ドーム)では伊藤洋輝がA代表デビューを果たし、ガーナ戦で早くも2つ目のキャップを記録した。2戦目までにフィールドプレイヤーは上田を除く全員に出場機会を与え、さらにガーナ戦では3バックまでも試すことができた。キリンチャレンジカップ、キリンカップと、カタールに向けさまざまなオプションを増やすことに成功している。
チュニジア戦のスタメンは予想が難しいが、当然、本番に向けて“策”を一つでも増やしておきたい。コンディション次第では、冨安の投入もありうる。日本代表がパナスタで試合をするのは昨年9月2日のワールドカップアジア最終予選・オマーン戦以来のことで、悔しい完封負けを喫した地で戦うことになる。
相手は違うが、自らの手で因縁を吹き飛ばしてみせる。