決戦前日に元横浜フリューゲルス、ブラジル代表サンパイオコーチが名前を挙げた「警戒する日本代表の5選手」は吉田麻也、長友佑都、遠藤航、南野拓実、伊東純也の画像
会見に臨むブラジル代表のチッチ監督 提供:JFA
■【画像】国立競技場で最終練習に挑んだ日本代表「密着写真」■

■キリンチャレンジカップ2022  日本代表ブラジル代表(国立)

 6月5日、6日に行われる国際親善試合に向けて、日本代表とブラジル代表が公式練習と前日記者会見を国立競技場で行った。

 ブラジル代表の会見には、チッチ代表監督と、日本の横浜フリューゲルス(95ー98)、柏レイソル(02)、サンフレッチェ広島(04)でプレーしたセーザル・サンパイオコーチが臨席。

 冒頭からチッチ監督が「コンニチワ」と日本語であいさつするなど、会見は和やかなムードで始まった。

 チッチ監督は、プレスに対して日本語で「アリガトウ」と語りかけ「練習の後に会見を再設定するということに承諾していただいたことに感謝します。練習のときに非常に集中してしまうのでそうさせてもらいました」と、真摯な人柄が伝わる一幕があった。

 そして、日本とブラジルの対戦については、

「ワールドカップにふさわしい2チームが対戦することになります。2018年のワールドカップ、ブラジルはメキシコに勝利し、私が見たときは日本はベルギーに2−0で勝っていた。あのままだったら、ブラジルと日本がベスト8で対戦していたわけですから」

 と述べた。

 ビデオで日本の試合は見ていると思われるが、日本で警戒する選手は誰か、という質問に対してチッチ監督は、

「私たちはきちんと動画を見て分析しています。そのためのスタッフがいて、その専門がサンパイオ。
日本とパラグアイの試合もしっかり見ています。我々はパラグアイがどれだけ難しい相手だか理解しています。サンパイオに話してもらいますが、分析したすべてをここで話すわけにはいきません(笑)」

 と回答。それを受けて、サンパイオコーチが日本に対する印象を語り始めた。

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