■キリンチャレンジカップ2022 日本代表ーブラジル代表(国立)
6月6日の国際親善試合・ブラジル代表戦に向けて、日本代表が公式練習を国立競技場で行った。冒頭15分だけが報道陣に公開されたが、終始リラックスした雰囲気で王国との決戦に備えた。
両チームが、試合前に“予告先発”となった異例の対決だ。6月5日のそれぞれのトレーニングでは、互いに手の内を明かすように、報道陣に練習を見せつけた。千葉県内で調整を行った日本代表は、紅白戦を実施。レギュラー組と見られるメンバーは4-3-3のシステムの以下。
■GK;権田修一
■DF:長友佑都、板倉滉、吉田麻也、中山雄太
■MF:遠藤航、田中碧、原口元気
■FW:伊東純也、古橋亨梧、南野拓実
2日のパラグアイ戦でとはまったく異なるメンバーで、長友が右サイドバックに入る可能性が高い。日本代表では左サイドバックが本職だっただけに、酒井宏樹が離脱している今、新たなオプションとなりそうだ。また、大迫勇也が不在の中で、CFWには古橋が入ることになると思われる。
公式練習ではランニングを終えると、ストレッチを経て鳥かごを実施。ここで練習は非公開となった。長友も古橋もいつも通りの雰囲気で、重要な一戦での起用にも、動じる素振りはなかった。別メニュー調整が続いている冨安健洋は、前日の段階でもチームの練習に合流できなかった。吉田の相方には板倉の起用が濃厚だ。