■大先輩の長友と良い関係の久保、パラグアイ戦での大活躍は?
そしてこの日も、これまでも良い関係を築いているところを見せてくれていた“FC東京の先輩”、DF長友佑都の近くでトレーニングに励む姿を見ることができた。20歳と35歳――年齢差は15もあるが、日本代表を牽引する若手とベテランの相性はとても良いようだ。
練習冒頭にあった森保一監督の短いミーティング後、全メンバーでグラウンドを2週するジョグがあったのだが、ジョグ1週目その先頭にいたのは、左から長友、キャプテンのDF吉田麻也、そして吉田不在時にはキャプテンを務めるMF遠藤航の3人だった。そして、右トップの遠藤のやや右後ろにいたのはスピードスター前田大然。そして、反対サイド、長友の少し左後ろにいたのが久保だった。
チームの要である吉田、遠藤、長友、そしてそのワイドに構えた久保と前田。その並びに深い意味はないだろうが、カタールワールドカップに向けて、まだまだ決して安泰とは言えない久保と前田に前向きな意欲を感じたのは気のせいだろうか。
ケガが心配された久保だが、どうやら大きな問題はない模様。パラグアイ戦での先発出場、そしてカタールワールドカップを手繰り寄せる大活躍はあるだろうか。6月2日、札幌ドーム、19時にキックオフを迎える。