■悔しさの残る試合が続いてしまった
直後の54分には上田がゴールを奪い、ここから鳥栖戦と同じく猛反撃を見せたものの、東京はそれ以上のスコアの変化を許さず。試合はそのまま終わりを迎え、悔しさの残る試合が続いてしまった。
試合後、ヴァイラー監督は「点を決められなかったとしても、それでもやり続けること。自分たちの良い流れを続けることが大事になってくる」「失点のあと、自分たちからそれを信じて続けることが、今ちょっとチームに足りない」と、同じような試合が続いてしまっていることについて自分たちの弱い部分を挙げた。
その部分でキーパーソンになっていくのは三竿健斗と鈴木優磨だろう。
前節の試合後、自分たちがしてしまったことを「弱いチームのすること」と評した鈴木は、この日もキャプテンマークを巻いてスタメン出場。ゴールから離れた場所でチームのために働く場面が多かったが、チームメイトがせっかくのチャンスをフイにしても、もどかしさを押し殺してサムアップポーズを送り、続けることを促した。