■2年連続デュエル王
最後はシュトゥットガルトのMF遠藤航。
森保ジャパンの4-3-3において絶対的なアンカーとして君臨する遠藤は、所属クラブでキャプテンとしてチームをけん引。ほとんどの試合でフル出場し、存在感を発揮していた。
中盤の大黒柱は昨季デュエル王に輝いており、2年連続での戴冠が期待されていた。すると、見事に今シーズンも同タイトルを獲得。448回のデュエルに勝利している。
フィジカルコンタクトが激しいブンデスリーガにおいて日本人がデュエル王に輝くという快挙を2季連続で成し遂げた。さらに最終節ケルン戦では92分に劇的勝ち越し弾を叩き込み、クラブを残留に導いて2021-22シーズンを最高の形で締めくくっている。
現地のサポーターやメディアからもかなり高い評価を受ける29歳のMFは、今回の代表戦でもスタメン出場が確実視される。持ち前のボール奪取能力でサムライブルーを勝利に導くことを期待したい。