【日本代表考察】「初戦から鎌田大地を先発させつつ“プランB”も盛り込む」「冨安健洋を右にまわす人材の最大限の活用も可能」【6月シリーズ「ラストオーディション」の激論】(5)の画像
冨安ら優秀な人材の最大限の活用が求められる 撮影:中地拓也

 日本代表は6月、ブラジル代表などとの4連戦に挑む。開幕まで半年を切ったワールドカップに向けて、重要な準備期間となる。中3日で試合が続き、「模擬ワールドカップ」とも言える6月シリーズを、いかに本番での躍進につなげるべきか。ベテランのサッカージャーナリスト、大住良之と後藤健生が語り尽くす。

■正念場に立つ選手たち

――今回がワールドカップ行きに向けて正念場、という選手はいますか。

大住「浅野拓磨かな。前田大然もいるから、スピードがある選手を何人も入れておく必要があるのか。それに柴崎岳。現状、中盤の3人は固まっているわけだから、これが最後のチャンスかもしれない」

後藤「柴崎も久保建英と一緒で、本当に手の打ちようがなくなった時にお願いして、昔のプレーを思い出して1点取ってくれれば、という起用法しか考えられない。柴崎のところでボールを奪われる場面は何度もあった。当然、相手は狙ってくるよ。柴崎は素晴らしくうまい選手だと思うけど、特に劣勢の試合で役に立つかといったら難しいと思う。原口元気は、試合展開によっては役に立つよね。むしろ気になったのは最終ライン。長友佑都のコンディションが良くないようだから、今回のメンバーであとの左サイドバックは中山雄太だけなんだよね」

大住「伊藤洋輝は左利きだからできないかな」

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