J1リーグ第15節 ヴィッセル神戸ージュビロ磐田
5月25日(水)|19:00 ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸は、勝負どころを落とした。前節の湘南ベルマーレとの裏天王山で、1-2で敗北。再び最下位へと後退した。
2点は失ったが、組織的な守備はできていた。最下位転落というショックはあるが、ロティーナ監督による再建の道から足を踏み外さず、攻撃を積み上げていくことが重要になる。
ジュビロ磐田も、危険水域は間近にある。J1参入プレーオフ枠の16位とは勝点1差しかない。17位の湘南とも、わずか勝点4差である。
磐田は試合中のフォーメーション変更さらに選手交代と、変幻自在に流れと勝点を引き寄せてきた。見た目は変わるが、堅守を軸とした組織的な戦いというベースをさらに堅固にしていきたい。
自分たちの進む道を信じつつ、成長していかなければならない。生き残りのための変化を見せる一戦だ。両チームにとって、新たな章部どころだ。
■ヴィッセル神戸
18位 勝ち点7 1勝4分9敗 10得点21失点 得失点差-11
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L●1-2 湘南(A)
L●0-1 川崎(H)
L○4-0 鳥栖(H)
L●0-2 G大阪(A)
L●0-1 C大阪(H)
【通算対戦成績】
H 20試合・ 9勝4分 7敗
A 22試合・ 6勝2分14敗
計 42試合・15勝6分21敗
【直近対戦成績】
2019年12月 7日 J1第34節 ○4-1(H)
2019年 6月 1日 J1第14節 △1-1(A)
2018年 8月11日 J1第21節 ○2-1(H)
2018年 5月12日 J1第14節 ○2-0(A)
2017年 8月26日 J1第24節 ●1-2(A)
【今節のみどころ】
神戸にとっては、5連戦終盤に入る4戦目である。前節にはアンドレス・イニエスタが3試合連続で先発出場。別格の存在だからこそ無理はさせられず、先発したとしても依存しすぎることは許されない。
先発の入れ替えがあるとすれば、フォーメーションの変更も十分にあり得る。その変化はまた、新たな選手たちへチャンスが与えられることも示している。
初瀬亮や井上潮音、小田裕太郎は、ここまでベンチスタートが続いてきた。ピンチをチャンスに変えるメンタリティを、チームにもたらしたい。