■5月25日/明治安田生命J1第15節 川崎フロンターレ 0ー4 湘南ベルマーレ(等々力)
川崎フロンターレがホームで行われた神奈川ダービーで4失点の大敗。今季最多タイの失点はこれが今季3度目となり、首位の座を明け渡してしまった。
等々力競技場では今季2回目の4失点だった。前半45分を折り返した時点で得点を奪えない苦しい戦いだったが、50分にセットプレーから先制ゴールを許すと54分にも失点。さらに、60分、61分と立て続けにゴールを許してしまった。
わずか11分で4失点――川崎は今、失点が相次ぐ悪癖に悩まされている。今季の川崎は4失点した試合が3度ある。1度目は、2月23日に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス戦(2-4)。2度目は、4月2日に等々力で行われたC大阪戦(1-4)。横浜FM戦では、57分、58分と連続ゴールを許すと、6分後の64分と78分に失点してしまった。C大阪戦でも、13分、28分、36分と前半で3失点している。3度の大量失点は、いずれも失点後に立て直すことができないまま招いていることになる。
一方で、今季のリーグ戦15試合で9度も無失点を記録。得点力を武器に2連覇した昨季、一昨年とは違って、堅守が成績を下支えしている面もある。