【UEFAヨーロッパリーグ 決勝 アイントラハト・フランクフルトvsレンジャーズ 2022年5月18日(日本時間28:00キックオフ)】
延長戦は互いに守備のバランスを保ち続け、どちらもエリア外からのシュートが主になりゴールが生まれないまま過ぎていったが、最終盤にレンジャーズが立て続けにビッグチャンスを迎える。しかし、フランクフルトのゴールキーパー、ケビン・トラップがビッグセーブを見せて守り抜き、タイトルの行方はPK戦に委ねられることになった。
レンジャーズのサポーターが陣取る側で行われることになったPK戦では、全員が成功を続ける中、フランクフルトの3人目に鎌田大地が登場。コースを読まれながらもポストを叩いてゴールに吸い込まれるギリギリのキックで成功させると、直後にレンジャーズの4人目、アーロン・ラムジーのキックをトラップが中央に残した足でストップ。
フランクフルトは5人目のボレまで全員が成功し、タイトルを手にした。
日本人選手2人にとって、フランクフルトでのこれまでの成長の集大成のような試合となった。