【プレミアムリーグ分析】リバプール指揮官・クロップ監督は「フル出場」南野拓実を「So good」と抱きしめた!最後まで「らしさ」を貫くレッズ【サウサンプトン対リバプール】(2)の画像
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【イングリッシュ・プレミアリーグ サウサンプトンvsリバプール 2022年5月17日(日本時間27:45キックオフ)】

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 前半終了間際にゴメスが負傷してしまい、アレクサンダー=アーノルドが招集外のリバプールは後半からジョーダン・ヘンダーソンを起用。ヘンダーソンが中盤の底に入り、そこでプレーしていたジェームズ・ミルナーが右サイドバックに回ることで対応した。

 前半は両チームの中で最多のチャンスクリエイトを見せていたミルナーだったが、縦へのこの交代によって攻撃では左サイドからが主体になり、流動的とはいえ3トップの右が基本ポジションとなっている南野はボールから遠いところでのプレーが増えることになった。

 ただし、リバプールの攻撃が続くことに変わりはなかった。48分には左サイドバックのコスタス・ツィミカスがグラウンダーで入れたボールをジョタが受けてシュートを放ったが、僅かに枠の外へ。

 55分には左からの攻撃の流れで中央のジョタがボールを収めると右の南野へパス。南野はようやく訪れた攻撃参加の機会を無駄にしまいと強引にシュートを打ったが、これはブロックに合い前に飛ばなかった。

 左を進み、中央から右で仕留める、というこの形はその後も続き、南野のシュートのすぐ後には右のインサイドハーフのハービー・エリオットがエリア内へ走り込んでフィニッシュを担当。シュートは外側のサイドネットへと飛んだが、リバプールの得点は時間の問題だった。

 良い時間が続くうちに試合を決定づけようと、クロップ監督は更に攻勢を強めるべく65分にはエリオットに替えてディボック・オリギを投入。3トップの前にオリギを加える、という状態でフォワードの選手を増やして勝負に出ると、その直後、コーナーキックからジョエル・マティプが決めて遂に逆転となった。

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