5月16日に行われたJ2第16節、FC町田ゼルビアvsアルビレックス新潟。この試合で決まった町田のMF山口一真の理不尽なスーパーゴールが大きな話題となっている。
■35mの遠距離からFKを決める
山口のスーパーゴールが決まったのは、0-0で迎えた28分。
敵陣中央の位置で町田がFKを獲得した。普通ならゴールを直接狙わず、味方に合わせるのが一般的な位置からのセットプレーだったが、キッカーの山口は長めに助走を取ってシュートを選択。
力強く右足を振り抜くと、ボールはほとんど回転しないままゴールへと一直線。クロスバーの上を通り過ぎるかと思われたが、ストンと落ちて右サイドネットに突き刺さった。
GKの目の前でブレながら落ちていくという、ゲームの世界のようなゴールはSNSで反響を呼んだ。町田の公式ツイッターが動画を投稿すると、「こんなの見たことない」や「何度見ても飽きない」など、数多くのコメントが寄せられている。
この理不尽ゴールで先制した町田は、鄭大世のゴールでリードを広げると、終盤にゴールを許したものの、結果的に2-1で勝利。9試合ぶりとなる白星を挙げている。