■他競技との競合も考慮して…

 東京23FCは、東京東部を本拠として活動しており、江戸川区立陸上競技場をメインとして使用しているが、JFLに加盟したばかりのクリアソン新宿は、東京西部のいくつかのスタジアムを転々としている。JFLでの初めてのホームゲームを開催した駒沢陸上競技場は世田谷区にあり、東京スタジアム西競技場(AGFフィールド)は調布市にある。つまり、チーム名に反して新宿区には彼らが使用できるスタジアムが存在しないのだ(新宿区には1つだけ大規模な大会を開催できるスタジアムが存在するが、使用料が超高額なのでJ1のトップリーグのクラブでさえ、常時使用することができない)。

 将来、数多くの東京のクラブがJリーグで戦うようになるためには、いくつかのクラブが共同で(できれば、自治体も巻き込んで)サッカー専用スタジアムを建設することは必須だろう。娯楽が多く、プロ野球やBリーグとの競合もある東京で多くの観客を動員するためには観戦環境の良い専用スタジアムが絶対に必要なはずだ。

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