日本代表MF三笘薫がロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選への出場権をもたらした。
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)チャンピオンズプレーオフ第5節、アンデルレヒト対ユニオンSGが現地時間5月15日に行われ、アウェイのユニオンSGが2−0の勝利を収めた。
■電光石火の先制弾
クラブ・ブルージュが今節勝利を収め、3連覇を達成。ユニオンSGはレギュラーシーズン首位でプレーオフに進出したものの、昇格1年目でのリーグ優勝を成し遂げることはできなかった。
ユニオンSGの先制ゴールは、開始2分に生まれる。三笘が左サイドでボールを受けると、相手をかわしてドリブルで相手陣内へ侵入。左サイドへ展開すると、クロスボールをファーサイドで受けたロイック・ラプッサンが折り返し。ジャン・ティエリー・ラザール・アマニがニアでフリックすると、走り込んできた三笘がダイレクトで合わせた。三笘が起点となり、最後はゴール前まで侵入してフィニッシュ。自らチャンスを作り、自ら完結させた。
その後、試合はしばらく動かず。前半は1−0のユニオンSGリードで折り返す。すると50分、ラプッサンのボールをゴール前で受けたデニズ・ウンダフが反転してからシュート。一度は相手DFにブロックされるも、こぼれ球を自ら押し込んでゴールを決めた。
このゴールが決勝ゴールとなり、ユニオンSGが2−0の勝利。これにより、ユニオンSGが来季のCL予選3回戦への出場権を獲得した。