【浦和レッズ】5試合連続の引き分け 「直接FKのゴラッソ」は「VARで取り消し」の痛恨で「3試合無得点」の画像
チャンスをものにできずうなだれる浦和レッズのキャスパー・ユンカー 撮影:中地拓也
■【画像】浦和レッズ‐サンフレッチェ広島の写真■

■5月13日/明治安田生命J1第13節  浦和レッズ 0ー0 サンフレッチェ広島(埼玉)

 浦和レッズがサンフレッチェ広島と埼玉スタジアムで対戦するもスコアレスドロー。これで引き分けは5試合連続、スコアレスドローは3試合連続となった。激しい雨の中で応援を続けたサポーターからは試合後、大きなブーイングが突き付けられた。

 14分、浦和が3試合ぶりの得点を得たかに思われた。ゴール左で得た直接FKのチャンス。キッカー馬渡和彰がゴール前に送ったボールは、相手GKの前でワンバウンドしながらゴールイン。ネットを揺らすと同時に、得点を渇望していたサポーターのボルテージが最高潮に達した。馬渡の元に他の選手も走り寄り、馬渡は何度もガッツポーズ。リカルド・ロドリゲス監督とも喜びを分かち合うなど、幸先のいい試合になったと誰もが思った。

 しかし直後、FKがゴールに入る寸前にオフサイドポジションにいたDF岩波拓也がプレーに影響を与えたというVARチェックが入った。主審はオンフィールドレビューを行ったうえで、このゴールを取り消し。直接FKが取り消しとなる、異例のノーゴール判定となった。

 最大の得点チャンスを逃した浦和は、徐々に広島に押し込まれていく。それでも守備陣がしっかりと堅守を維持。指揮官が「この試合は非常に堅い試合で、難しい試合になった」「プレーの強度が疲労とともに落ちてしまって、コントロールをして握ることが少し難しくなった」と振り返る展開だった

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