5月11日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)の第6節、クルーベ・ジ・レガタス・ブラジル(CRB)対サンパイオ・コレイア。
この試合で、柏レイソルでもプレーしたことのあるCRBのFWアンセルモ・ラモンが決めたスーパーボレーが話題になっている。
■ふわりと浮いたボールをダイレクトで叩き込む
衝撃のゴールが生まれたのは、0-0で迎えた18分。
左サイドでボールを持ったラモンは右サイドを駆け上がる味方へサイドチェンジ。直後にラモンはペナルティアーク前へ移動すると、そこにクロスが上がってくる。
しかし、このとき上げられたクロスは山なりのふわりとしたボール。処理するのは難しいかに思われた。
すると、ラモンはトラップする素振りを見せずにワンタッチでのボレーシュートを選択。綺麗なフォームでタイミングよく合わせると、ボールは枠の右上に突き刺さり、先制点を記録した。
年間最優秀ゴール「プスカシュ賞」の候補に匹敵するこのスーパーボレーをブラジル『Globo Esporte』の公式ツイッターが取り上げると、多くの称賛コメントが寄せられている。
そのなかには、「レバークーゼン戦でのジダンのゴールに値する」と、2001-02チャンピオンズリーグ(CL)決勝でジネディーヌ・ジダン氏が決めた伝説のボレーを思い出すファンも。
まさにジダン級のスーパーボレーで先制したCRBは、この試合に2-1で勝利している。