【横浜F・マリノス対名古屋グランパス 5月7日】
名古屋の2点目と思われたゴールは、またしてもマテウス・カストロからのコーナーキックからだった。これを藤井陽也が頭で合わせた。
見た目には同じコーナーキックからで1点目の中谷進之介のものと似た感じだった。
歓喜ともみくちゃの祝福。マリノスも奪われたゴールを「やられた」と認識していた。
だが、佐藤隆治レフェリーとVARの長いコミュニケーションが始まった。
レフェリー自身のモニターでのチェックも無線機を手にして何度も繰り返された。結果、5分という長い時間を要して藤井のゴールはオフサイドで否定された。「関与」という微妙なものだった。コーナーキック後という混戦の中での「関与」は複雑なものだ。