■鹿島・小泉社長も懸命の告知!
バスの到着が間に合わず、バスの中で中継観戦した人もいれば、マイカーでの運転を途中で断念し、観戦せずに帰ったことを報告した人もいた。遅れてスタジアム入りした報道陣もいたほどだ。天気に恵まれたGWだったため、首都圏で各地で渋滞が発生したが、高速バスがメインの移動手段となるカシマスタジアムは、その影響を正面から受けたのだった。
そんな状況を見て、鹿島の小泉文明社長も早い段階からツイート。午前9時41分に、「今日は東京駅のバス乗り場も混んでて、高速道路も事故渋滞などで大渋滞してるので、電車が一番計算できてストレスがないかもしれません。選択肢の一つにどうぞ!」と電車でのルートを紹介した。さらに車でのう回路を紹介するなど、ファン・サポーターがスタジアムに間に合うように懸命の連続告知を行った。
それでも車移動組の遅刻が発生し、さらに電車では“積み残し”まで発生。SNSでは、満員の電車に乗れなかったという報告が相次いだのだ。
小泉社長は試合後、「今日の試合は2.65万人の多くの方に来客頂きありがたく思ってますが、改めて渋滞対策を見直す必要があると感じました。電車についても佐原で定員超えで乗車出来ないなどクリティカルな問題もありましたので、状況まとめて関係各所と話して参ります。」とツイートしている。人気あるビッククラブだからこその問題に直面している。