■指揮官も絶賛した攻撃のバリエーション

 レネ・ヴァイラー監督も「攻撃の流動的なポジションチェンジ、サイドチェンジや縦の背後へのボール、あとは先週要求したアーリークロス、ミドルシュート。いろんな攻撃のバリエーションを試合の中で示すことができました」と絶賛する完璧な試合内容で首位の座を守ったことは、チームにとってとても大きい。6年ぶりの優勝が今季の鹿島の目標だが、あくまでも11試合を消化した時点でいえば、この目標はかなり現実味を帯びてきているといっていい。

 得点数はリーグ1位、失点数の少なさは3位と攻守に安定していることは数字も証明している。さらに指揮官は、「就任当初から選手に言っているのは“変幻自在”ということ」と話し、「相手が予測できないチームを目指してやっています」と理想を追求する姿勢を見せている。

“鹿島らしさ”を求めた過去から良さはそのままに欧州出身の指揮官の下で新たなチーム作りに着手している鹿島は、理想を求めつつも、首位の座を渡すつもりは毛頭ない。

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