■鎌田の2戦連発に期待
ボランチにはクリスティヤン・ヤキッチとジブリル・ソウを予想。膝の怪我から戻ってきたソウは1stレグでスタメン出場を果たすと、1アシストを記録。リーグ戦では2試合連続の途中出場となっている。場合によっては、レバークーゼン戦は欠場となっていた主将のセバスティアン・ローデが入る可能性もあるだろう。ボランチの選択肢は誰になるのだろうか。
右ウィングバックには1stレグで電光石火の先制ゴールを叩き込んだアンスガー・クナウフだ。スピードのある同選手が右サイドを支配すれば、決勝進出へ大きく近づくことになるだろう。左ウィングには替えの効かないフィリップ・コスティッチ。レバークーゼン戦は前半のみの出場だったものの、ELではグループDの第4節オリンピアコス戦以外は全てフル出場。ここ最近ほぼフル稼働が続いている。コンディション面が懸念されるが、果たして。
シャドーの一角には鎌田だ。1stレグはこぼれ球を押し込んで決勝ゴールを記録。2ndレグでもゴールを決め、今季EL5ゴール目。EL本大会におけるアジア人最多得点記録保持者となった。2ndレグでもゴールに関与するプレーで、チームを決勝に導くことができるだろうか。
シャドーのもう一人はイェンス・ペッター・ハウゲ。鎌田の相棒にはイェスパー・リンドストロムが入っていたが、1stレグでハムストリングを負傷し離脱中。ハウゲが鎌田の相棒として、ウェストハムのゴールに迫ることができるかが注目だ。ワントップにはラファエル・サントス・ボレ・モーリー。1stレグではアシストを記録。レバークーゼン戦はベンチ外となり、休養を与えられた形だ。2ndレグでゴールを決めることができるだろうか。