AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグの全日程が終了した。セントラル開催となった今季のACLグループリーグでは、川崎フロンターレが3勝2分1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出ならず。J1では鹿島アントラーズに次ぐ2位につけるなかで、ACLをきっかけに首位奪取となるか注目だ。川崎のACLで見えた逆襲への鍵は。
■グループステージ敗退…またしてもアジアの壁を超えられず
昨シーズンのJ1リーグ王者としてACLに挑んだ川崎。
しかし、前半3試合のうち2試合で引き分けると、第5節の蔚山現代戦で敗北。6試合を終えて3勝2分け1敗となり、Jリーグから参戦した4クラブのなかで唯一のグループステージ敗退が決まった。
国内ではここ5年で4度のリーグ制覇を成し遂げているものの、アジアの舞台ではまだ勝ち切れるチームにはなっていない。
それでも、クラブ初のリーグ3連覇を目指すためにもここで止まるわけには行かない。ACLの6試合で、J1リーグ優勝へのカギになる要素はいくつか見つかったはずだ。