【プレミア分析】大歓声で迎えられた「復活の富安健洋」がクリスティアーノ・ロナウドをフェイントで翻弄!指揮官・アルテタ監督の「信頼マネジメント」【アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド】(2)の画像
富安健洋の復帰を祝うアーセナルのGKラムズデール、ホールディング 写真:ロイター/アフロ

【イングリッシュ・プレミアリーグ アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド 2022年4月23日(日本時間20:30キックオフ)】

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 後半になると、アーセナルのミケル・アルテタ監督はジェイドン・サンチョに対し、セドリック・ソアレスに加えてベン・ホワイトをスライドさせ2人で対応する戦い方に変更。サンチョと対面する右サイド、という最大の不安要素を取り払う修正を施したが、56分には左サイドバックのヌーノ・タバレスがエリア内でのハイボールの競り合いでハンドを犯してPKを献上してしまう。

 ところが、このPKをブルーノ・フェルナンデスが外して同点とはならず。

 右サイドの守備が改善されたものの、左サイドが依然として危険なアーセナルは、62分にはクリスティアーノ・ロナウドのラストパスでタバレスの裏を取られてしまうが、ラムズデールがなんとかセーブ。タバレスはさらに64分にはエリア内での競り合いでPKをとられてもおかしくないもつれあい方で倒してしまったが笛は鳴らず、と、いつやられてもおかしくない状況は変わらなかった。

 しかし70分、ジャカが強烈なミドルシュートを決めて3-1に。これによってアーセナルは早い時間から試合を終わらせにかかるようになり、さらに5バックに。イエローカードは増えたものの、試合はようやく落ち着いた。

 90分が過ぎると、とうとう冨安健洋がソアレスと交代でピッチへ。大歓声に迎えられ、右サイドバックのポジションについた。

 すると冨安が見せ場を作る。右サイドでボールを受けると、奪いにきたクリスティアーノ・ロナウドに対してフェイントを入れて前進。かわされたロナウドがファウルで止め、イエローカードを受けることになった。

 試合はそのままアーセナルが勝利。試合が終わると、冨安はラムズデールに復帰を祝福された。

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