■指揮官は新国立での試合開催を歓迎
試合後、アルベル監督は「ここ“五輪スタジアム”でプレーできたこと」をポジティブな要素として挙げると、「FC東京は“東京”という名を背負っています。このスタジアムはわれわれのクラブの将来の一部を担っている」と言い切った。
そして、「このスタジアムで試合ができる回数が増えることを祈っています」とお気に入りだった様子。多くの観衆と手の込んだ演出がチームにもたらしたものは大きかった。
あまりの豪雨に、“試合をやるのか”を確認する声まで聞かれたが、試合後のSNS上には、そんな悪天候をも吹き飛ばすような国立競技場での満足度が高い書き込みが相次いだ。
「かっこよすぎ」
「タオルマフラーも買ったしまた行きますか!」
「試合見に行って本当に良かった」
FC東京にとって、これで今季5勝目。順位は4位に浮上した。この1勝はただの1勝ではなく、チーム史に刻まれた大きな1勝だ。