4月10日に行われたJ1リーグ第8節、名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌。この試合で札幌のMF高嶺朋樹が見せたロングフィードが話題を呼んでいる。
■フィールドを切り裂いた1本のパス
高嶺の正確なロングフィードが見られたのは44分。
GK菅野孝憲から自陣左サイドでパスを受けると、一気に相手最終ラインの裏へ届くロングパスを展開。右サイドに張っていた金子拓郎の前のスペースにボールを落としている。
これを受けた金子のクロスは惜しくも相手にクリアされてしまったが、高嶺が1本の対角線パスで一気にチャンスを作ることに成功した。
この正確なロングフィードには、「日本のベッカム」や「代表で見たい」など、多くの称賛コメントが寄せられている。
高嶺の活躍もあり、名古屋に2-0で勝利して今季リーグ戦初白星を挙げた札幌。現在は1勝1敗6分けで12位に位置しているが、ここから巻き返すことはできるだろうか。