■数値化された試合の重要度
もちろん、勝ち続ければポイントはどんどん増えていくのだが、それ以上にポイントに影響するのが「試合の重要度」である。細かく決められていて、現在のものは以下のとおりである。
ＦＩＦＡの国際試合カレンダー外の親善試合 ５ポイント
同上カレンダー内の親善試合 １０ポイント
欧州ネーションズリーググループステージ １５ポイント
同上プレーオフおよび決勝大会 ２５ポイント
地域連盟選手権の予選 ２５ポイント
ワールドカップ予選 ２５ポイント
地域連盟選手権決勝大会（準々決勝以前） ３５ポイント
同上（準々決勝以降） ４０ポイント
ワールドカップ（準々決勝以前） ５０ポイント
同上（準々決勝以降） ６０ポイント
ともかく、ランキング５５位からスタートした森保一監督は、２０１９年１月のアジアカップ（ＵＡＥ）準優勝によってつかんだ「２０位台」のランキングをその後もなんとか維持し、昨年１０月のオーストラリア戦からの「怒濤の６連勝」でポイントを積んで２３位まで上げたことになる。
