国際サッカー連盟(FIFA)は3月31日、最新のFIFAランキングを発表した。日本は23位となりアジア2位となった。この結果により、日本は日本時間4月1日の深夜25時に行われるFIFAカタールワールドカップ組み合わせ抽選会で、「ポット3」に入ることになった。
■FIFAランク発表
日本代表は前回と変わらず23位で、21位のイランに続いてアジア2位を維持した。アジア3位には29位の韓国、同4位にはオーストラリア、同5位にアジア最終予選グループB首位通過で全体49位のサウジアラビアが入った。
今回のFIFAランキングでは、上位に変動があった。2018年10月以降、FIFAランキング1位を守り続けてきたベルギーが首位陥落となり2位。変わってブラジルが1位となった。その他メキシコが9位に浮上、ドイツが12位に順位を下げた。
■ポット分けは?
カタールW杯の組み合わせ抽選で、組による不公平が生まれないように設定される「ポット」分けは、今回のFIFAランキングの結果により決まる。
最も実力が上とされるポット1には、開催国のカタールとワールドカップに出場するFIFAランク上位7か国、ポット2は同8位〜15位、ポット3は16位〜23位、ポット4は24位〜28位、大陸間プレーオフの勝者2チームと欧州プレーオフ延期分の勝者という3チームが入る。
抽選前の段階でカタールワールドカップに出場する32チーム中29チームがすでに決定。まだ出場が決まっていないのは、欧州予選プレーオフの延期分と大陸間プレーオフである。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻の影響で、欧州予選プレーオフ準決勝のスコットランド対ウクライナが6月に延期。勝者がオーストリアに勝利したウェールズと決勝で戦うことになる。アジアのオーストラリアとUAEの勝者が、南米5位ペルーとの大陸間プレーオフに進出。北中米カリブ海4位のコスタリカはオセアニア1位のニュージーランドと戦うことになる。大陸間プレーオフは、6月13日または14日にカタールで開催される予定だ。