■組み合わせ抽選会最悪のシナリオは?
ポット3に入った日本代表にとって、想定される最悪のシナリオは、どんな組み合わせだろうか。
ポット1のカタールはアジアサッカー連盟(AFC)のため、日本とは同組にはならない。ここはどの国が来ても厳しい戦いになるのは間違いない。特に、日本にとって当たりたくないのはFIFAランキング首位に浮上したブラジルとアルゼンチンの南米勢、さらにFIFAランキング2位となったベルギーだろう。
ポット2にはオランダやデンマーク、ドイツやウルグアイなどがいる。仮にポット1のブラジルと日本が同じ組になった場合、ウルグアイと同組になる可能性はなくなり、ドイツやオランダがポット2での最悪の相手になるだろう。東京五輪で銅メダルを争い、A代表は2020年11月の試合で0−2の敗戦を喫しているメキシコも厄介だ。
すでに決まっているチームで考えると、ポット4で避けたいのは、アーセナルに所属するトーマス・パーテイがいるガーナ、バイエルンFWエリック・マキシム・シュポ=モティングのカメルーンだろう。
日本にとっての最悪となる抽選会でのシナリオは、ブラジル、ドイツ、ガーナと同組になることだろう。また、欧州は出場チーム数が多いため、5つのグループで欧州から2チームが同じ組になる。そのベルギー、ドイツ、ガーナという組み合わせも避けたいところだ。
その他様々な組み合わせが想定されるが、ドイツが入った組が「死の組」になる可能性が高い。日本は避けたいところだが、結果はクジのみが知る。はたしてどうなるのかーー。