大住「なかなか難しいけどね。ワールドカップ出場を逃したイタリア代表かな?」

後藤「あるいは、フル代表と一緒に、U-21日本代表も呼べるんじゃない? 6月第3週まで、J1リーグも中断されるんだから。U-20ワールドカップがなくなっちゃって、U-21代表にも試合経験を積ませたいわけだから、トレーニングパートナーとしてフル代表と練習試合をするとか、いろいろ方法は考えられると思うよ」

大住「U-21から出てくる選手がいるかもしれない。それは十分に可能性があると思うんだけど。あの年代の選手を1人くらい入れておくのというは、意味のあることなんだよね」

■替えの効かない選手などいない方がいい

――若手もそうですが、これまでおふたりが名前を挙げてきた橘田健人といった未招集の新顔を入れるのは難しいですか。

後藤「もちろん難しいけど、可能性としてはゼロじゃない」

大住「タイプとして、入れられそうかどうか、というのはあるよね。新顔が慣れている選手が周りにいるとか、代表のサッカーに似たタイプのプレーをしているとか。そう考えれば、今まで呼ばれていない選手の中で一番、日本代表に近いところにいるのは橘田だと思うけどね。ただ、守田英正が大ケガをしてしまったとか、そういうことがなければ入らないとは思うな。そもそも、替えの効かない選手というのは、いない方がいいんだよね。誰でもケガの可能性があるわけだから」

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