■鹿島の後輩・上田綺世にアドバイス「彼の良さが活きるのはゴールに向かって行くとき」
試合序盤から、ポストプレーで味方とリンクしようとする上田綺世。しかし内田氏は、上田の良さは前向きでゴールに向かっていく動きだと解説した。
前半には「上田綺世がゴールに背を向けて流れてしまうシーンが多いので。彼の本来の良さが活きるのはゴールに向かっていくときですからね」とコメント。
後半に入って吉田麻也のゴールで同点に追いついた後も、「彼はゴール前行かなきゃダメですよ。点取れるところに行きたいですね。ポストプレーはもちろん大事だけど」と、かつて共闘した鹿島アントラーズの後輩に向けてアドバイスを送っている。
その上田は、88分には田中碧のヘディングに反応してネットを揺らしたものの、田中がオフサイドの判定となり代表初ゴールは持ち越しとなった。
後半も押し込む展開が続いたものの、結局逆転ゴールを決められず、1-1で試合を終えた日本。明らかに地力で上回る相手、しかもホームでの一戦だっただけに勝利したかったところだが、最終予選ラストゲームは痛み分けとなった。