■まさかの失点に「これがW杯本番なら終わり」松木氏とは対照的な見解示す
押し込む時間帯が長かった日本だが、19分に右CKから先制点を許してしまう。まさかの失点となったが、松木氏は「1点入ればリズムがガラッと変わると思うんでね。これ、日本はもう目覚めたと思いますよ」とポジティブな姿勢を示した。
しかし、直後に内田氏は対照的なコメントを残す。
「これが仮にW杯本番だったら終わりですね。先に点取られたらなかなか厳しいので、こういう戦い方はしないように、肝に銘じておかなければならないですね」
2度W杯での代表召集を経験している立場として厳しい言葉を投げかけ、静かな怒りを感じさせた。
その後もボール保持で押し込むもののネットが揺らせない日本。
42分、タッチライン際からドリブルでチャンス創出を狙うも失敗に終わった三笘について「ある程度三笘選手の情報は、ベトナムの右サイドの選手には入ってますからね。こういう風にボールを持ってこういう出足で仕掛けてくるっていうのは、読まれている感じがありますね」と言及。
また、上手く攻撃のリズムを作り出せなかった久保建英については、「5-4の間でもらう意識はあるんですが、なかなか難しいですね。立ち位置を変えた方が(ボールは)回るのかなという気はします」とコメント。
レギュラー定着を狙う両選手と、2人を活かしきれないチーム戦術について課題を指摘した。