内田篤人氏が「ご理解いただきたい」と語った“長友佑都がシュートを打たなかった理由”と岡田武史元監督が「安心して見られる」ようになった変化【サッカー日本代表対オーストラリア代表で語られた「選手への信頼」と「森保監督とのエピソード」】(1)の画像
長友佑都 撮影:中地拓也

 3月24日に行われたワールドカップ・アジア最終予選の日本代表対オーストラリア代表。DAZNにて放送されたこの試合では、元日本代表MF中村憲剛氏の他に、元日本代表監督の岡田武史氏と元日本代表DF内田篤人氏が解説を務めた。
 鋭い論説で知られる岡田氏と内田氏は、三笘薫のゴールによって2-0で勝利し、W杯出場を決めたこの試合でも興味深い分析を繰り広げた。

■「時差あり、寝ないでやるのが普通」海外を経験したからこその言葉

 アウェーでの決戦となったオーストラリア戦。国内組と海外組とで、現地到着の時間に差が出る形となった。

 これを受けて試合前、西岡明彦アナウンサーが「全員そろったのは昨日の練習の1回のみ。ヨーロッパ組は(移動に)20時間以上かかったそうです」とコメント。

 これに対し内田氏は、「そういうもんです。言い訳はなしで、やってくれると思います」と語り、「時差あり、寝ないでやるのが普通です」と返答。かつてヨーロッパでプレーした厳しい経験も交えつつ、海外組への期待を口にした。

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