■変化を促した「旬」の選手たち

 また、柴崎はロシア・ワールドカップ以来、日本代表で攻撃のタクトをふるう役割を担っていたが、彼のところでボールが停滞してしまうという問題が明らかになり、さらにサウジアラビアとのアウェーゲームでは致命的なパスミスを犯してしまう。

 そこで、森保監督は4戦目のオーストラリア戦から鎌田と柴崎をはずして、システムも4-3-3に変更。MFは遠藤をアンカーに置き、インサイドハーフに守田英正田中碧を起用。この変更は大当たりで、その後チームは安定感を増して5連勝。今では遠藤、守田、田中の3人こそがチームの中核となっている。

 つまり、森保監督が積極的に新しい選手を起用してチームを作り変えようとしたわけではないのだが、パフォーマンスが上がらない選手をはずし、逆にいわゆる「旬の選手」を起用した結果として、チームは少しずつ変化を遂げてきているのだ。

 こうしたチームの変化は、まさに「新陳代謝」という言葉がピッタリだ。

(2)へ続く
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