■練習が終わったピッチでフィードキック繰り返す

 フィールドプレイヤーが練習を終えても、権田と谷はシュートストップの練習を繰り返した。互いにシュートを蹴り合い、それを次々とストップ。その後、権田はフィードキックを繰り返し、感覚を確かめていた。練習前に満面の笑顔を見せていた森保一監督は、その様子を最後まで真剣に見つめていた。

 オーストラリア戦は、勝てばW杯出場権を獲得できる大一番だが、ここまでFW大迫勇也(神戸)、DF酒井宏樹(浦和)、FW前田大然セルティック)の3人が代表不参加となっている。また、試合当日はスタジアムに大勢のオーストラリア代表サポーターが駆けつけるだけでなく、さらに大雨の予報もあるため、日本代表にとっては難しい状況となりそうではある。

 しかし、W杯最終予選の困難を乗り越えてきた森保JAPANだけに、この状況も克服して勝ち点3を掴んで見せる。

PHOTO GALLERY ■【画像】強い日差しに照り付けられながらシドニーで行われた日本代表の練習写真■
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