日本サッカー協会（ＪＦＡ）は３月１６日、ＦＩＦＡワールドカップカタール・アジア最終予選に臨む日本代表メンバー２７名を発表。編集部では、勝てば本選出場が決まる３月２４日のオーストラリア戦で注目すべき選手６人を紹介する。
今回は久保建英をピックアップした。
■現代表では途中出場が濃厚か
４－２－３－１のトップ下として最終予選に出場していた久保建英。
しかし、負傷離脱中に日本代表はシステムを４－３－３に変更し、久保の最も得意とするトップ下のポジションは消滅してしまった。
現在のチームでは、右ＷＧでは伊東純也が覚醒しており、替えが効かない存在に。ここからレギュラーを奪うのは至難の業だ。さらに、久保はＩＨとしてプレーするには守備面でやや不安が残るため、スタメン出場は難しいだろう。
第７節中国戦では途中出場したが、投入と同時にチームは久保をトップ下に据えた４－２－３－１へとフォーメーション変更。森保式４－３－３のなかではチーム・本人ともに活かしきれないということが読み取れた。
そんななかで久保に期待されるのは、途中出場からのジョーカー的な役割だろう。オーストラリア戦で引き分けもしくはビハインドの状況であれば、後半から久保を投入してシステムを変えて相手を混乱させつつ、その圧倒的なテクニックで試合を決定づけることを期待したい。
