Ｊ１リーグ第５節 清水エスパルス―ヴィッセル神戸
３月１９日（土）｜１４:００ ＩＡＩスタジアム日本平
互いに新たな「初」を狙う一戦だ。清水エスパルスとヴィッセル神戸が火花を散らす。
清水はリーグ第２節で今季初勝利を挙げたが、その後は白星がない。今回はホームでの初白星を狙っていく。
神戸はようやくトンネルを抜けた。１５日にメルボルン・ビクトリーとのプレーオフで、延長戦を含めた１２０分間を戦い抜いた末、ＡＣＬ本選出場を決めた。これが、今季の公式戦初勝利だった。
互いに目指すは、今季の公式戦２勝目だ。「兆し」は見えているが、しっかりと結果につなげるのがプロというもの。矜持が問われる一戦だ。
■清水エスパルス
１４位 勝ち点４ １勝１分２敗 ４得点７失点 得失点差－３
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
Ｌ●１－３ Ｃ大阪（Ｈ）
Ｌ●０－２ 横浜ＦＭ（Ａ）
ル△１－１ 徳島（Ｈ）
Ｌ○２－１ 磐田（Ａ）
ル△０－０ 名古屋（Ａ）
【通算対戦成績】
Ｈ ２５試合・１４勝３分 ８敗
Ａ ２８試合・１５勝３分１０敗
計 ５３試合・２９勝６分１８敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ９月２４日 Ｊ１第３０節 ●０－２（Ｈ）
２０２１年 ４月１１日 Ｊ１第 ９節 △１－１（Ａ）
２０２０年１１月 ３日 Ｊ１第２６節 ○３－１（Ｈ）
２０２０年 ７月１８日 Ｊ１第 ５節 ●１－３（Ａ）
２０１９年１２月２１日 天皇杯ＳＦ ●１－３（Ｈ）
【今節のみどころ】
リーグ戦が開幕してから、平岡宏章監督は２試合続けて同じ１１人を先発で送り出したことはない。わずかではあるがメンバーを変えながら、最適解を探しているのだ。
前節では、髙橋大悟が指揮官の期待に応えた。Ｊ２での武者修行から戻ってきたＭＦは、先発起用に自身のＪ１初得点で一発回答。これにより、サイドハーフのポジションは競争がさらに激しくなってきた。
次に初先発を飾りそうなのは、岸本武流か。昨季所属していた徳島ヴォルティスは降格してしまったが、積極的な攻撃参加は目を引いていた。髙橋とともに、右サイドをチームの新たな武器に変えていくかもしれない。
