Ｊ１リーグ第５節 京都サンガＦ．Ｃ．―ＦＣ東京
３月１９日（土）｜１４:００ サンガスタジアム ｂｙ ＫＹＯＣＥＲＡ
ＵＡＥで開かれるドバイカップに臨むＵ－２１日本代表が発表された。この京都サンガＦ．Ｃ．とＦＣ東京の対戦では、その若き代表選手の働きが鍵になり得る。
京都でアンカーを務めるのは、川崎颯汰だ。アカデミー出身の２０歳で、今季開幕戦の浦和レッズ戦では決勝点をアシストした。激しくプレスをかけるチームにおいて、チームを操り、保険ともなる重要な存在だ。
ＦＣ東京に新風を吹き込んでいるのが、松木玖生だ。ようやく来月１９歳になるとは思えない働き、そしてメンタルで、高卒ルーキーであることも忘れさせるような存在感を放っている。
互いのチームで重要となる中盤で、この２人がマッチアップする場面も多々出てくるだろう。その優劣は、チームの勝敗にも直結し得る。
若手の成長速度は早い。見応えのある東西の都対決になりそうだ。
■京都サンガＦ．Ｃ．
１０位 勝ち点５ １勝２分１敗 ４得点６失点 得失点差－２
【出場停止】麻田
【直近５試合結果】
Ｌ△１－１ 湘南（Ａ）
Ｌ●０―４ 磐田（Ｈ）
ル○２－１ 鳥栖（Ｈ）
Ｌ△１－１ Ｃ大阪（Ａ）
ル△１－１ 柏（Ｈ）
【通算対戦成績】
Ｈ １０試合・３勝４分３敗
Ａ １０試合・２勝３分５敗
計 ２０試合・５勝７分８敗
【直近対戦成績】
２０１２年 １月 １日 天皇杯Ｆ ●２－４（Ｈ）
２０１１年 ９月１０日 Ｊ２第２７節 ●１－６（Ａ）
２０１１年 ５月２８日 Ｊ２第１４節 ●１－４（Ｈ）
２０１０年１２月 ４日 Ｊ１第３４節 ○２－０（Ｈ）
２０１０年 ６月 ６日 ナビ杯第６節 ●０－１（Ａ）
【今節のみどころ】
ＦＣ東京とはＪ２で顔を合わせた２０１１年以来の対戦となるが、なじみがないわけではない。ＦＣ東京を率いるアルベル監督は昨季、Ｊ１昇格を争ったアルビレックス新潟を率いていた。戦い方は理解しており、対策も十分に練られるだろう。
その上で忘れてはいけないのは、自分たちのプレーを出し切ることだ。積極的なプレスで相手を押し込む。昨季の新潟との対戦でも、１勝１分と勝ち越している。
今季、ルヴァンカップも含めて無得点に終わったことはないが、複数得点はルヴァンカップのサガン鳥栖戦のみ。完封が１度しかないのも事実だが、守備を気にして腰が引けるのではなく、京都らしくどんどん前へと進んでいきたい。
