「チームを変えた森保一監督のリアクション」「尋常ではなかった5連勝」「豪州戦日本代表のスタメン」【サッカー日本代表「3・24」ワールドカップ最終予選オーストラリア代表戦直前の激論(5)】の画像
森保監督も予選を通じて成長している 撮影:原悦生
■【画像】日本とオーストラリアの過去10戦の対戦成績

 いよいよ、ワールドカップ最終予選がフィナーレを迎えようとしている。日本代表は3月24日にオーストラリア代表と、3月29日にベトナム代表と、それぞれ対戦する。オーストラリアに勝てば1試合を残して予選突破が決まるが、その他の結果によってはプレーオフなど予選が続く可能性もある。命運を大きく左右するオーストラリア戦を前に、ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生が、徹底激論を交わした。

■負けた場合は点差は関係ない

――勝たなければいけない立場のオーストラリアですが、とにかく勝つしかない、というのは分かりやすい構図とも言えます。

後藤「勝点3をリードされているわけだから、オーストラリアの方が絶対に大変だよ」

大住「ただし、勝点で並ばれたら、日本は得失点差で逆転されるよ。1点リードされて終盤を迎えたとしたら、どうするか。得失点差ではオーストラリアに3点もリードされているんだから、負けるならば0-1でも0-2でも、あまり変わらないんだよね。だとしたら、リスクを冒して同点ゴールを狙いにいくことも考えておかないといけない」

後藤「そうだね、そこで同点ゴールを決めるのと、最終戦でベトナムから7点取って勝つのと、どちらの可能性が高いかな、という問題だよね」

PHOTO GALLERY ■【画像】日本とオーストラリアの過去10戦の対戦成績
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