■海外メディアからの評価は?

 白い巨人に対して奮闘するマジョルカだったが、55分にイドリス・ババが自陣でボールを奪われ最後はヴィニシウス・ジュニオールに決められる。77分にはカリム・ベンゼマのPKでレアルが追加点。82分にはショートコーナーからのマルセロのクロスにベンゼマがヘディングで合わせてダメ押し。試合はこのまま終了し、マジョルカはホームで0−3の敗戦を喫した。

 スペインメディア『マルカ』は久保に対して「星1(3が最高)」をつけた。データサイト『WhoScored』は久保に対して「6」と及第点の評価。シュートと決定機演出の「キーパス」はともに1本。パス本数は16回と少なく、パス成功率は56.3%、クロス本数は3本だった。また、被ファウルはチーム最多となる3回だった。

 親元であるレアルとの対戦となった久保だが、レアルにボールを保持される時間も多く、この試合ではカルロ・アンチェロッティ監督を納得させるプレーをしていたとは言い難い。それでも、要所ではさすがのプレーを見せ少なからずアピールができたとも言える。来季のレアルでのプレーも噂される久保は、今後さらなるアピールをすることができるだろうか。

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