日本代表はFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節でオーストラリア代表(3月24日)、ベトナム代表(3月29日)と対戦する。オーストラリアとの試合は勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる大一番。日本はアウェイでの一戦となるが、勝利してワールドカップへの出場を果たすことができるだろうか。
今回は、前回の1月・2月シリーズの代表戦からここまでの日本代表MF・FWの活躍ぶりを紹介する。※(7)は3名、(8)は4名の計7名
■待望の復帰
三笘薫
所属クラブ:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
生年月日:1997年5月20日(24歳)
今季リーグ戦成績:18試合5得点3アシスト
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に所属する三笘薫がついに復帰を果たした。三笘は冬の中断中にセルクル・ブルージュとの練習試合で右足首を負傷。中断明け最初のRFCスラン戦を欠場し、その後リーグ戦7試合を欠場した。だが2022年2月26日に行われたオイペン戦でスタメン出場し復帰を果たすと、終盤までプレーした。その後の2試合は途中出場。怪我明け以降ゴール、アシストともになしとなっているが、ワールドカップ出場へ向けて若きドリブラーの復帰は大きいだろう。
三笘は2021年11月に行われたオマーン代表戦でA代表デビュー。後半頭からの出場で決勝ゴールをアシストし、日本の救世主となった。だが、前述の通り怪我により1月・2月のシリーズは見送り。となっている。
三笘の特徴はやはりドリブルで、独特なリズムから仕掛けるドリブルは一級品。ベルギーでもそのドリブルが通用することを証明している。果たして、三笘は今後調子を取り戻し代表復帰を果たすことができるだろうか。